できるだけ簡潔に分かりやすく書きました。まず、(T)歯の基礎の基礎(歯の構造)からお読み頂くと、理解が早まり、きっと将来役立つと思います。
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(T) 歯医者行くなら知っておきたい歯の基礎の基礎(歯の構造)
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■歯は、「歯肉」の外にある見える部分のA「歯冠(しかん)」と、歯肉の中に隠れて見えない部分のB「歯根(しこん)」の2つからできています。
歯=歯冠+歯根
「歯冠」は、歯の根っこである「歯根」によって顎(あご)の骨にしっかり固定され支えられています。
※「歯」の中に神経が隠れているとお考え下さい。
■歯は植物の構造に似ています。
A 歯冠 = 「葉っぱの部分」 (見える部分)
B 歯根 = 「根っこの部分」 (見えない部分)
C 歯肉と顎骨=「土の部分」
と理解すると分かりやすいと思います。
いわゆる永久歯(天然歯) とは、
天然歯(永久歯)= A.歯冠+B.歯根
ということになります。
■目に見える部分であるA「歯冠」だけを失った場合と、目に見えない部分である
B「歯根」も失ってしまった場合では、生じる影響が異なってきます。A「歯冠」部分だけを元通りにするには、いくつかの方法があります。(いわゆる虫歯治療などをします。)
■しかし、虫歯が進んだり、事故などでB「歯根」まで失われると(これは抜歯を意味します)、抜けた歯の周りの顎骨までだんだんやせ細っていってしまいます。
そして、何らかの形で歯を作らないと噛めないのが現状です。(入れ歯やブリッジやインプラントがあります。)
■また、C「歯肉」に炎症があるのが歯周病(歯槽膿漏)です。
歯ではなく歯の周りの病気です。土がダメになると植物もダメになるように、歯周病になると、顎骨がだんだんやせ細ってしまい歯がグラグラしてきます。
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(U) 一般歯科治療の分類 |
■一般歯科治療の内容を分かりやすく、A「歯冠」、B「歯根」、C「歯肉」で分類し、
(1)浅い虫歯、(2)深い虫歯、(3)歯周病(歯槽膿漏)、(4)歯がない
の4つに分けました。
※健康な歯と歯肉が良く、どの治療もしないのが一番良いです。そのために予防が大切なので定期検診をお勧め致します。
| (1)浅い虫歯(小さい虫歯〜大きい虫歯) |
歯の病気で、A「歯冠」の治療を行います。
虫歯を削った後、詰め物(インレー) や かぶせ物(クラウン)で、失った部分を人工的に補います。その後、噛み合せを合わせます。
※多くの患者さんがイメージする、いわゆる虫歯治療にあたります。
詳細は、→(1)浅い虫歯
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| (2)深い虫歯(もっと大きい虫歯) |
歯の病気で、B「歯根」の治療を行います。
歯根の中に神経があり、虫歯が神経まで達しているとき、歯の神経を取ります(抜髄)。自分の歯が残る(B「歯根」が残る)ので、自分の歯を土台として利用して人工の歯(差し歯)を作成します。
(この場合入れ歯やブリッジ、インプラントの必要はありません)
ただし、B「歯根」が破折していたり、虫歯が広範囲に及んでいた場合、やむを得ず、抜歯(歯を抜くこと)することもあります。
その場合、B「歯根」がなくなるため、(4)の「歯がない」に相当することになります。歯を人工的に作るため、なんらかの処置が必要です。(入れ歯かブリッジかインプラント。)
詳細は、→(2)深い虫歯 |
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(3)歯周病
(歯槽膿漏)
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歯肉(歯茎)の病気で、C「歯肉」の治療を行います。
歯石取り(スーリングといいます)やレーザー治療、ブラッシング指導、噛み合せ治療などがあります。歯ぐきを健康な状態にすることも可能です。
詳細は、→(3)歯周病(歯槽膿漏) |
| (4)歯がない |
虫歯や歯槽膿漏、事故で歯を失った場合、歯(A.歯冠 と B.歯根)を人工的に作成する必要があるため、入れ歯かブリッジ、もしくはインプラントの治療を行います。
詳細は、別ページでご覧下さい。
→入れ歯
→ブリッジ
→インプラント
※歯を失った場合のマイナス点はこちらをご覧下さい。 |
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(1) 浅い虫歯の治療 |
■虫歯の治療は歯科治療の中では最も頻度の多いものです。正確には「齲蝕症(うしょくしょう)」と難しく呼びます。歯が溶かされて穴が開いた状態です。
■虫歯は虫歯菌が関係しています。風邪と違い「寝ていたら自然に治った」ということはない「病気」です。
■虫歯は虫歯になった部分を削った後、元通りにするため人工的に金属やセラミック、プラスチックを詰めたり被せたりします。(削らなくて済む場合もございます)
1) 小さな虫歯はコンポジットレジン(複合レジン)という歯と同じ色合いのプラスチック(歯科用で強化されています)でつめる治療をします。
その後、噛み合せを合わせます。治療回数は1回で済みます。
2) 虫歯が進行している場合は神経を保護する処置をした後、歯の型を取ります。できあがったものを接着剤で装着します。型を取った後、詰め物(インレー)やかぶせ物(クラウン)が完成するまで1週間かかるため、治療回数は大体2回です。
※ただし、噛み合せを合わせるのに時間を必要とする方はあと数回ご来院が必要です。噛み合せにつきましては、分かりやすく書きましたので、こちらをご覧下さい。

※かぶせ物(クラウン)とは、 歯に被せるものです。歯がむし歯などで大きく壊れた場合、金属やセラミックなどで修復します。その修復物の総称をクラウンと言います。その目的は、機能・形・見た目の美しさの回復です。小さい場合は詰め物(インレー)と呼びます。歯にはめ込んであるものです。
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(2) 深い虫歯の治療 |
■虫歯が神経まで達しているとき、歯の神経の治療(根管治療)を行います。歯の中の歯髄(しずい)という部分を取ります。(専門的には、抜髄(ばつずい)と難しくいいます)
■これも歯科治療の基本です。
■歯の根っこ(神経)の治療は、とても大切な治療です。時間をかけ、できるだけ丁寧に、綺麗に神経が取れたかどうかその都度、患者さんとレントゲンで確認しながら治療を行います。
■歯科医から直接見えるものではありませんのでレントゲン撮影が必須です。長崎歯科医院では、従来のレントゲン撮影法よりも1/10の線量(少ない被爆線量)でクリアで鮮明な画像を瞬時に得られるコンピュータを使います。
■綺麗に取れていなければ、根の先に膿をもつことがあるので、しっかりと清掃・消毒をしてお薬を詰めます。
■たいへん地味で時間のかかる処置ですが、ご理解していただけたらと思います。
■その後、型を取ります。技工士さんが作成するかぶせ物(クラウン)が完成するまで1週間かかるため、治療回数は最短で2回です。長崎歯科医院では、2〜3回が多いです。
※ただし、噛み合せを合わせるのに時間を必要とする方はあと数回ご来院が必要です。噛み合せにつきましては、分かりやすく書きましたので、こちらをご覧下さい。

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(3) 歯周病(歯槽膿漏)の治療 |
■歯肉(歯ぐき)が炎症を起こして、腫れたりブヨブヨしている状態です。痛いこともあります。
■症状としては、食べたり歯みがきをすると血が出たり、口臭があります。
放って置くと、歯が埋まっている顎骨が溶けて、歯が抜ける可能性もあります。
■歯ブラシのやりすぎでもなります。 歯石取り(歯垢やバイオフィルムの除去)やレーザー治療、ブラッシング指導、噛み合せ治療などを行うことにより、歯ぐきを健康な状態にすることも可能です。
※歯周組織を再生する手術が必要なこともございます。
※噛み合せにつきましては、分かりやすく書きましたので、こちらをご覧下さい。

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(V) 虫歯の治療費、差し歯治療の目安 |
■長崎歯科での虫歯治療、差し歯治療にかかる治療費の目安を記載しました。参考になさって下さい。人工歯(かぶせ物や詰め物)は、経験を踏まえて、自分自身や両親、家族に入れたいものをお勧めしています。
※基本的な検査などは保険でできます。金属や白い歯(セラミック)をつめたり、かぶせたりする部分が自由診療となります。
長崎歯科医院の「保険治療と自由治療」に対する考えは、こちら
をご覧下さい。
※歯と人工歯をくっつける接着剤も現時点で最善と思われるものを使用しています。
※歯科業界は、材料の種類や治療法、技工法がたくさんあるため、治療費は一般の方にはなかなかお分かりにくいです。
■虫歯を大きく3つに分類しました。
(1)小さい虫歯(浅い虫歯)
(2)大きい虫歯(比較的浅い虫歯)
(3)もっと大きい虫歯(深い虫歯)=差し歯治療
| (1)小さい虫歯(浅い虫歯)の場合
(2)大きい虫歯(比較的浅い虫歯)の場合 |
・詰め物(インレー)の場合
1箇所 3〜5万円くらい
・詰め物(アンレー小臼歯)の場合 1箇所 6万円くらい
・詰め物(アンレー大臼歯)の場合 1箇所 7万円くらい
[セラミックやハイブリッドセラミック、金属など]
※経験を踏まえて、できるだけ良い材料を使っています。
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| (3)もっと大きい虫歯(深い虫歯)の場合 |
かぶせ物1本 10万円くらい
[セラミックやハイブリッドセラミック、金属など]
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| ※つめもの・かぶせもの治療
虫歯を削った部分に、プラスチックや金属やセラミックを詰めて歯を補完します。
金属には耐久性がありますが、目立ってしまうことが欠点です。
自費治療であれば、審美性や耐久性に優れた材料を使用した治療を受けることができます。
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